今日で9月も終わりであるが、3日間ののど痛によるいわゆるカゼの休み明けで、今日はピアスに行き、午後、W君と一緒に、国立市初のグループホームである、「櫻の杜ハウス」の外観見学に歩いて行ってきた。言葉は悪いが、おんぼろアパートを想像していたが、だいぶマシな建物だった。運良く、世話人のNさんがちょうど、うちの父が提供した車、スバルのプレオで出かけるところで、少しだけお会いすることができた。覚えたての携帯のカメラで写真を撮り、帰った。「また電話して来週以降あたりで来て下さい。」とおっしゃていたが、来週から、バーミヤン国立店の清掃の仕事をすることができるようになったから、もう、ちょっと僕も時間が無いと言うか、心にゆとりが少しなくなってくるだろう。来月の24日で、お世話になった(まだなっているけど)ピアスも退所である。今日の就労プログラム前の1分間スピーチでお題は「隣の人を褒める」で初めて小生の担当職員だったIさんが、小生を褒めてくれるというめぐり合わせになった。小生を、趣味が沢山あって、一つの趣味をとことん妥協しないで音楽やサッカーなどについて追求していく才能があってスゴイです。というような内容をおっしゃってくれた。Iさんは、始めに日本人の特有として「自分の長所と短所をあげなさい。」と言われたら、良い点は1個か2個で、8個ぐらいは悪い点をあげる傾向があるとおっしゃっていた。同感。それで、他人に褒められることによって自分の良さはこんなにあったんだ。と再確認したり、僕ってそんないいところがあったんだと発見をしたりして悪い気持ちはしない。ただ、隣の人を褒めるというのがなかなか難しい。あまり、コミュニケーションをとったことがない人だと、なおさらなのだが、なんとか1分間ひねりだす。今回は女性のYさんをなんとか、外見から褒めていって、なんとか1分をのりきった。だけど、このテーマをやるたびに、いつも、ああ皆見てないようで、自分のことをわりと見てくれているんだなあ。と切実に実感する。ピアスをもう1年11ヶ月通ってきて、だいぶ福祉分野のことを知ることができた。グループホームなんていう存在もピアスに在籍してから知った。特に精神障害に関してだが、いわばピアスはトレーニングを積みながら、メンバーとの交流もある半分はリハビリの学校みたいなものだった。精神保健福祉士の資格を取ろうなんてことはもう、ちょっとそれは不可能だが、多摩市の「のーま」という確か、地域生活支援センターみたいなところに、統合失調症でも職員をやっている方がいる。僕も将来、そんな風になれないかな。と淡い夢みたいなものができた。ピアスに入ってくる人がこぼす愚痴の一つに「職員は別に精神障害者じゃないから、親身になってくれても、結局は分からないんだよね。」というのがある。小生は病気持ち(悪い病気じゃないよ)だから、もし、職員にでもなれば、メンバーの気持ちが痛いほど分かってあげられるはずだ。と心で思い描いているだけではあるのだが。実際は大変な仕事だろう。まずは、バーミヤンの開店前清掃からで。