今日、「宇宙要塞ア・バオア・クー」と第43話の最終話「脱出」を見てガンダムボックス2をようやっと見終えた。

 見続けられることが出来たのは、1話1話がTV放送向けだから、CMを入れないとだいたい25分、歌で5分で約20分番組だったからだろう。最後にどのようにして話が終わったかは、小さい頃はなんか訳分からない尻切れトンボのように記憶していたが、今日ちゃんと見たら良く分かった。

 ジオン軍のお偉いさん方もそれぞれいがみ合っていたことも分かった。ニュータイプという言葉が途中で出てきたが、遠くにいても意思疎通が出来てしまう人種で、どうもコロニーで生まれた人がそのニュータイプという人間らしい。僕の解釈はそうだった。(間違っているかもしれません)

 それでアムロもニュータイプなのだが、ララァもそうだった。ララァについてはよく語られているので、僕は違う人物を取り上げようと思う。印象に残った話だったし。第27話「女スパイ潜入!」第28話「大西洋、血に染めて」で出てくるミハル・ラトキエである。
 軍人になることを嫌い、ホワイトベースを降りたカイは少女ミハルの家に誘われる。しかしこの少女ミハル・ラトキエは弟妹と住んで、生活のためにジオン軍のスパイをやっていたのだった。カイと意気投合したミハルはあれこれいきさつがあったのち、ホワイトベースで連邦軍に混じってカイとともに出撃するが、事故で落命し、大西洋に散る。誰も知ることのない密航者の孤独な死にカイは涙する。という感じである。カイはいい味出ていた。
ほとんど解説書から抜粋であります。ミハルのエピソードは、番外編的でありながら実に『ガンダム』らしいアプローチで描かれた戦争ドラマであったといえる。とも書かれてあった。
こんなショートストーリーもあったなんて小さい頃は全く気が付きもしなかった。

 ガンダムDVD?BOXを購入して良かった。星5つである。大変、満足している。

 4話づつ入っているDVDに最後の11ケース目だけ1話余るので、映像特典と書いてあったので期待したが、歌詞字幕なしオープニングテーマそしてエンディングテーマや、第1話のテレビコマーシャル用映像が入っているだけで、すぐ見終わって、どうって事は無かった。

 小学生の時、ガンプラ(ガンダム・プラモデル)が入手困難でおもちゃ屋の前で待機していて入荷情報を聞きつけると山のような人だかりができた。お小遣いが少ないから、300円のいちばん安いガンプラしか買えなかった。おばあちゃんの家の近くのおもちゃ屋さんにコネを使って手に入れたりもしたっけ。しかし手先が器用じゃない僕は、何一つまともに作れなかったし、プラモデル塗料もまともに塗れなかった。腕が取れちゃって動かないように強引に接着剤で固めちゃったりとかして。そんなガンプラは何体か数えるほどしかないが、僕の部屋の押入れにしまってある。密かに。