学生時代、渋谷のライブハウスで鈴木けんちゃんが「是非、青森に来てください。」と言ってくれ青森に行きたかった苦節20年の夢が叶った。八戸に宿泊していたので、青い森鉄道でまず八戸から青森に移動。かなり朝早い電車に乗った。文化の日だったため乗客は少なくてトランクがしっかり置けたし、僕が乗った後の青い森鉄道は後で知ったが6本全て天候の影響で運転取り止めだったみたいだ。途中海が見え波はしけっていた。青森に到着する数駅前で虹が出ていた。青森から奥羽本線で弘前へ。駅には津軽三味線の音が流れて旅情を誘う。しかし、けんちゃんが、僕が以前学生時代に通っていた時のライブで言っていた言葉を借りれば、弘前は「ど~んよ~り」していた。弘前城を見学して、ホテルに帰る途中、風雨で折り畳み傘が壊れた。商店街では県立弘前高校を始めとして学生服を取り扱う学生服屋さんを何軒かみかけた。弘前をあとにして新青森に向かうために早朝の電車に乗り込むと、電車から岩木山がくっきり見え「どだればち」はこれかとひとり感慨に耽った。東京から青森(八戸)は全席指定でも新幹線は耐えるのが僕には限界だった。もうお岩木さまを拝むのも最初で最後かなと思ったら自然と号泣した。電車の車内だったからハンカチで涙をぬぐった。りんごの泪、青森ロック大臣など数々の名曲を残している人間椅子ゆかりの土地に行けて良かったです。旅行前は「黄金の夜明け」3枚目ばかり何故か聴いていました。青森に行って無事帰宅出来たのは人間椅子が好きであったからこそ。人間椅子ありがとう!!