ヨハンクライフがとにかく大好きで、ヨハンクライフ国際大まで入学したいと思っていた小生は、この本を手に取ったのは、昨年のワールドカップ期間中の前で、読破したいと思っていたが、ようやく、たった今読了した。思えば、クライフが野球からスライディングの技術を学んだことが、書かれており本当に良くここまで突き詰めて、本にまとめたものだと感心する。西部謙司(にしべけんじ)著258ページ。株式会社カンゼン。帯にモウリーニョのあなた方は常に時代遅れだという言葉に早くモウリーニョの章だけはすっ飛ばしたいと思ったがモウリーニョのことは理解できた。チェルシーのオーナーの名前の表記がメディアで言われているのと微妙に違っていたり、読書していると必ず誤字、脱字があることに気付く。僕だってブログを書いていて、誤字脱字なんてしょっちゅう。ところで良く難解な世界のフットボールの歴史がここには満載に書かれてある。結局、トータルフットボールの根っこは、やはり、フットボールの発祥の地のイングランドにあるのだが、この本のページの締めくくりには1974年、オランダがトータルフットボールをひっさげて登場すると記述されてある。小生の生まれた年だ。やはり、何かの縁だろう。PCの調子が悪いため、論文をまとめている暇と余裕はないので自分で読了した自己満足としてこの記事は締めくくりたい。クライフに憧れておいて良かった。